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『受援力〝介護が日常時代〟のいますべてのケアラーに届けたい本当に必要なもの』(町亞聖著、法研)
著者は、元日本テレビアナウンサー・町亞聖さん。自身も、弟や妹の世話をしながら、くも膜下出血で倒れた母親の介護をしてきたヤングケアラーでした。
働きながら介護をするビジネスケアラーは、2030年には318万人になるといいます。ヤングケアラーに手を差し伸べなければ、若者の未来が変わってしまいます。いま介護する人たちに向けて、じょうずに援助を受ける「受援力」についてわかりやすく書かれています。自分の経験が基になっているだけあり、説得力のある一冊です。
鎌田實 2024年11月18日 (月) 09時00分 | 固定リンク Tweet