『受援力〝介護が日常時代〟のいますべてのケアラーに届けたい本当に必要なもの』(町亞聖著、法研)
著者は、元日本テレビアナウンサー・町亞聖さん。
自身も、弟や妹の世話をしながら、くも膜下出血で倒れた母親の介護をしてきたヤングケアラーでした。

働きながら介護をするビジネスケアラーは、2030年には318万人になるといいます。
ヤングケアラーに手を差し伸べなければ、若者の未来が変わってしまいます。
いま介護する人たちに向けて、じょうずに援助を受ける「受援力」についてわかりやすく書かれています。
自分の経験が基になっているだけあり、説得力のある一冊です。