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2024年12月

2024年12月31日 (火)

来年こそ平和な年に

2024年は、新刊が続き、個人的にはたいへん忙しい年でした。
23年に出した『長生き食事術』(アスコム)は一年かけて売れ続け、25刷12万部を突破しました。

国内では、元日に能登半島地震があり、その後も豪雨災害に見舞われました。
世界では、ガザやウクライナなどで戦争が長引いています。

2025年こそ、災害のない平穏な年に、
そして、世界に本当の意味の平和が来ることを願ってやみません。

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今後も、幸せに生きるための健康づくりや
世界の動きに関心を持ち続けていこうと思っています。

この一年間、ブログをお読みいただきありがとうございました。
よいお年をお迎えください!

 

 

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2024年12月30日 (月)

ストラディバリウス

古澤巌とベルリン・フィルハーモニックストリングスの公演が
小淵沢にあるアルソアのホールでありました。

ベルリン・フィルハーモニックストリングスがバイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスによるハーモニーを奏で、
その魅力を引き出すように、古澤のバイオリンが壮大な世界観を作り上げていました。

古澤さんが演奏したストラディバリウスはCOCO壱番屋創業者である宗次さんの資産管理会社から貸与されたもので、とても美しい音でした。

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2024年12月29日 (日)

エッグベネディクト

とにかく卵が好きなので、いろいろなホテルでエッグベネディクトの食べ比べをしています。

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東京スターションホテルのエッグベネディクトは
ベーコンと卵、上にはワインビネガーかバルサミコ酢がかかっています。
これが絶妙な味を出していて、おいしい一品になっています。

 

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2024年12月28日 (土)

鎌田實賞2024

風に立つライオン・オブ・イヤー2024の贈賞式が行われました。

2024年の「鎌田實賞」はチームふじさんへ。
技術系災害ボランティアで、ショベルカーなど重機を使える技術者や職人約30人で構成しています。
能登半島地震では、今年1月2日から現在まで、珠洲市で活動。
幹線道路以外の、なかなか手のまわらない町の小道の復旧や、屋根の修繕、海水に浸かってしまった電化製品などの復旧などに取り組んでいます。

来年は、風に立つライオン基金発足10年。
社会貢献活動や医療・教育分野で顕著な功績をのこした人を表彰する「柴田紘一郎賞」と「鎌田實賞」。
自薦他薦を問いません。
ぜひ、応募してください。

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2024年12月27日 (金)

下町人工衛星!高校生の夢をのせて

 

長野の工業高校生と下町工場が作った人工衛星を宇宙に飛ばしたい!

小さな町工場が、地元の工業高校の生徒たちと一緒に、人工衛星の開発に挑戦しているという。

下町ロケットならぬ、「下町人工衛星」にチャレンジしているのは、長野県下伊那郡松川町にある ものづくり企業・工房大倉と、駒ケ根工業高校「宇宙航空研究グループ」の生徒たち。2025年夏の打ち上げを目指しているという。

プロジェクトにかかる費用200万円をクラウドファンディングで募集している。
ぼくも少しばかりだが、応援させてもらった。

今のところ、集まった金額は50万円ほど。まだまだ目標達成にはほど遠い。
若者たちの夢、ぜひ応援してあげてください。

想いと戦略で社会を照らす。広告業界出身者が見つけた、自分を ...

長野の工業高校生と下町工場が作った人工衛星を宇宙に飛ばしたい!(team teruteru 2024/12/16 公開)クラウドファンディング READYFOR


 

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2024年12月26日 (木)

糸島の焼き牡蠣

佐賀での鎌田塾では「老化のスピードをどう緩めるか」というお話をしました。
その後、佐賀から福岡まで海岸線をドライブ。
糸島で焼き牡蠣を食べました。

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牡蠣はぼくの大好物。
牡蠣なべも、牡蠣フライもいい。
焼き牡蠣は、わさびや唐辛子、レモン汁、ポン酢などいろいろな味でいただきました。

 

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2024年12月25日 (水)

長生きカマタ体操

佐賀県を訪ねた折、久しぶりに鎌田文庫に行きました。
そこで、カマタ体操のお披露目をしました。

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これは、ラジオ体操のように広めたいと思って考案したもの。
名付けて「筋・骨・血・脳・腸がすべて元気になる 長生きカマタ体操」。

一日6つを朝昼夜に分けて実践できるようにしたいと思っています。

 

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2024年12月24日 (火)

温泉卵

福島県の土湯温泉の老舗旅館が経営する源泉湯庵森山は、
「おんせんたまご ガンバ卵ショ!」を販売しています。

この老舗旅館のことは、被災地支援に通っているとき南相馬の人から聞いていました。
その後、温泉卵があると聞き、ときどき取り寄せて食べており、
『長生きたまご』(サンマーク出版)でも紹介しました。
ぼくは、納豆に温泉卵という組み合わせが大好きです。

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おかみさんからお手紙をいただきました。
「こんな宣伝をしてよろしいでしょうか」というので、
どうぞとお返事しました。

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2024年12月23日 (月)

そば屋のカレーうどん

そば切り道玄で、カレーうどんをいただきました。
メニューにない、まかない料理です。

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店長が香川出身で、うどんもおいしいのです。
もちろん、そばもおいしいのですが、
カレーうどんも絶品です。

 

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2024年12月22日 (日)

ビリヤニ

5年ぶりに青山骨董通りのシターラというインド料理店に行きました。

牡蠣のカレーを食べました。
ここはナンもおいしいのですが、今回はビリヤニというライス。
とてもおいしかったです。

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2024年12月21日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(570)

「型破りな教室」

感動した。
最後は涙が出てきた。

メキシコの犯罪と貧困のスラム地区の小学校に、
ある教師が赴任し型破りな授業を始める。
実話をもとにした映画である。

はじまりの疑問は、
なぜ船は浮くのか?
浮力と重力の関係を子どもたちは真剣に考え始める。

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学力は国内最低。
ほかの教師は、学力テストの問題を子どもたちに盗み見させて、
ズルでいい点をとらせようとする。
そうした姿勢に敢然とNOと言い、
子どもたちに学ぶことの意味を教えていく。
子どもたちも学ぶことの喜びに気づいてく。
結果はズルをしなくても全国トップの成績に。
すばらしい映画だ。

12/20~公開中。

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2024年12月20日 (金)

鎌田劇場へようこそ!(569)

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『アーサーズ・ウイスキー』1/17公開
ウイスキー飲んだら20代に!
ダイアン・キートン、ボーイ・ジョージ出演コメディ!

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「新春初笑いは、この映画イチオシ!」
と鎌田が推薦コメントを寄せています。

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亡くなった夫が、作業小屋の中で、若返りのウィスキーを発明していた。

短時間しか効かないが、3人の美しいシニアたちが、
時々若返りながら、人生に再挑戦。

そのうち、ウィスキーがなくても、年齢にとらわれず
ありのままの自分で生きること
 の大切さに気がついていく。

なかなか洒落た、面白い映画。おすすめです。

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2024年12月19日 (木)

世界はどこへ行くのか(8)

もうすぐ政権交代となるバイデン大統領だが、
ウクライナ支援を続けるようだ。
ATACMS(エイタクムス)という射程距離300㌔のミサイルを
ロシアのクルスク州に使うことを許可した。
クルスク州限定ではあるが、一歩前進である。

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トランプはできるだけ早く停戦をさせるだろう。
だが、ウクライナに武器を供与し、少しでも陣地を回復したところでの停戦という可能性が少しはあるのではないかという気がしている。
ウクライナが負けっぱなしのまま停戦となれば、
プーチンはまた侵略をはじめる。
プーチンに「侵略したもの勝ち」という味をしめさせてはいけない。
出来るだけ早く停戦するのは賛成だが。

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2024年12月18日 (水)

世界はどこへ行くのか(7)

選挙というのは、何かよって一気に風向きが変わることがあるものだが、
SNSは大風となりやすい。
石丸伸二、玉木雄一郎、斎藤元彦の三者の選挙はまさにSNSのパワーが爆発した。
SNSにより、選挙がエンターテインメントになりすぎることは心配だが、
今まで選挙に行かなかった人たちが興味をもち、投票したことは評価していいと思う。

これから選挙はSNS時代に入っていくことは間違いない。
そのことによって、一時的に激しい分断が起こる可能性がある。
フェイクが横行することも考えられるので、
ますますファクトとフェイクを見抜いていく力が問われていく。
しかし、それらを乗り越えないといけない時代がやってきたのだろうと思う。

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ヨーロッパの選挙でもポピュリズム政党が躍進しているのは、
SNS戦略をもっているからだ。
SNSはトランプの勝利にも貢献したと思う。

ただ、ぼく自身はXは使いたくないと思っている。
イーロン・マスクの戦略に乗せられたくないので。

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2024年12月17日 (火)

牡蠣なべ

震災後、何度も南三陸の歌津地区を訪ねました。
被災者を元気づけようと、歌津公民館で講演会をしたことがあります。

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それがご縁で、歌津海岸から牡蠣を送っていただきました。
高野豆腐を入れ、牡蠣なべにしました。
身もふっくら、とてもおいしかったです。

 

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2024年12月16日 (月)

ごほうび

夏の間、足の筋力の強化を図ってきました。
八ヶ岳に雪が降り、いよいよ雪のシーズン。
76歳の自分へのごほうびということで、
新しいスキー板を買いました。

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ステンレススチールの安定性とギャップに対する衝撃を解消する優れたスキー板との触れ込み。

スキー場がオープンするまでにいい雪が降るよう
祈っています。

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2024年12月15日 (日)

ウクライナを想う(94)

12月6日はポーランドのサンタクロースの日。

クラクフのウクライナの子どもたちも、この日を楽しみにしていました。

JCFでは、食料や衛生用品の配給に併せて、子どもたちにささやかなプレゼントを贈りました。

来年春には、またポーランドの海へ行く、課外学習があるそうです。

旅費は高額なので、まだ行ったことのない生徒を選んで、支援していく予定です。

避難している家族も、自立できている家庭と、そうではない家庭と、差が出てきているようです。

来年も必要な支援を続けていきます。引き続き、ご支援よろしくお願いいたします。

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2024年12月14日 (土)

中尾彰さんの絵

茅野市美術館で
「高原の光景--小堀四郎・中尾彰」という作品展が12/25まで開催中です。

お二人とも蓼科にアトリエを構え、年の半分は蓼科で生活していました。
中尾さんは詩人でもあり、絵本作家でもあります。
薄い絵の具を何百回も塗り重ね、パステル調の抒情的な油彩画を生み出しました。

Img_1673中尾彰さんの作品

諏訪中央病院のロビーに展示されている500号の絵も、寄贈された中尾彰さんの作品。
銀座の画廊から、「この絵はとても貴重なもの」と言われたことがあります。

機会があれば、この500号の絵を見に来てください。

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2024年12月13日 (金)

二人の母のこと

『PHP』1月号に
「二人の母の思い出」というエッセイを寄稿しました。

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「PHP」では以前、連載をしていましたが、久しぶりです。
父・岩次郎についてはいろんなところで書いてきましたが、
今回は、産みの母と育ての母について。
今、ぼくがいるのは二人の母のおかげだと思っています。

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2024年12月12日 (木)

11/30は人生会議の日

11月30日は、いい看取り、看取られの日。
「人生会議」をもっと広めようということで決められたようです。

京都府医師会から頼まれ、
「その人らしい生と死を支える医療を」というテーマで講演をしてきました。

Img_1678東京駅周辺の銀杏も紅葉が真っ盛り

自分で自分の人生の最後をデザインできるように
その人自身の人生観をもとに、医療や看護、介護が支えることの大切さについてお話しました。
会場は満員でした。

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2024年12月11日 (水)

世界はどこへ行くのか(6)

社会主義の特徴は不足経済。
ソ連が解体する直前、チェルノブイリ原発事故の被災地であるウクライナに行ったときの光景が忘れられない。
スーパーにはものがまったくなく、市民がわずかな牛乳を買うために並んでいた。
社会主義の特徴は不足経済、資本主義の特徴は余剰経済。
資本主義では売り手が客にお辞儀をし、社会主義では客が売り手に従属する。

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中国は社会主義的資本主義を展開し、見事な発展を遂げた。
しかし、現在はマンションや電気自動車のとんでもない余剰が中国経済の足をひっぱっている。
これから中国は、どうやってトランプのアメリカと闘っていくのだろう。

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2024年12月10日 (火)

世界はどこへ行くのか(5)

社会主義システムの特徴は、不足経済、緩慢な進歩、腐敗などがあげられる。
一方、資本主義は問題はあってもイノベーション、技術進歩によって改善される可能性のあるシステムといわれる。
資本主義は過剰生産が基盤にあるために、環境に負荷をかけている。
その調整をどうするかが、まさに21世紀の環境問題を生み出している。

どんなに問題があったとしても、それを解決しながら、
資本主義そのものは受け入れられなくてはならないと思う。

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しかし、アメリカの次期大統領によって、一部の富裕層に富と権力が集中すると、
資本主義は危機に追い込まれるのではないか。
資本主義が広がればそこに民主主義が広がると考えていたが、
中国では独裁国家資本主義が、プーチンのロシアでは選挙があるものの、自由のない民主主義が行われいる。

そんななかでアメリカや日本、ヨーロッパは資本主義を守り、自由を守っていくことができるのか。
民主主義諸国にとっても、崖っぷちのような気がする。

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2024年12月 9日 (月)

茅野市に来て、ふるさと納税を

茅野市のふるさと納税が好評です。
観光に来たついでに寄付できる「現地決済型」ふるさと納税をする人も増えています。

市の税収も増えるだけでなく、観光地にとってもありがたいことです。
返礼品は、電気暖房機やそばなど。

Img_1664 雪の八ヶ岳。いよいよ大好きな冬の季節です

ぼくは茅野市から住民大使に任命されています。
ぜひ、茅野市に遊びに来て、ふるさと納税をお願いします!

 

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2024年12月 8日 (日)

北九州市でベジチェック

北九州市で健康づくり運動が始まりました。
ぼくが健康づくりでずっとすすめていることの一つが、野菜を一日350gとること。
北九州市では、平均すると野菜が100g足りていないという数値が出ています。

イベントでは、市民がベジチェックという機器で野菜摂取量をチェック。
手のひらを当てると皮膚のカロテノイドの量がわかり、野菜摂取の状況を12段階で評価するものです。

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市長さんもベジチェックをした結果、野菜が少し足りていないことがわかりました。
これから野菜を積極的にとってもらい、2~3か月かけて野菜不足を改善することを約束してもらうという一幕もあり、会場は笑いに包まれながら、行動変容のスタートを切りました。

今回、ぼくのベジチェックの数値は11.3。
7~8が正常といわれているので、機器を貸してくれた方も、こんなに高い数字ははじめてとか。
テレビ朝日の「林修の今知りたいでしょ」の6月の収録でも、
ベジチェックをした結果、ぼくがいちばん高い数値でした。
出演者やスタッフの方に、ぼくがすすめる「朝食」が受け入れられたのも、このベジチェックの数値が論より証拠となったからかもしれません。

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2024年12月 7日 (土)

日曜はがんばらない

明日12月8日朝6時20分からの「日曜はがんばらない」(文化放送)
JIM-NETの事務局長がスタジオにやってきて、チョコ募金についてお話しします。
チョコ募金は今回で20回目。
収益はイラクやシリアの病気の子どもたちの支援などに充てられます。
中身は六花亭のおいしい、哲学のあるチョコレート。

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お申込みいただいた数は、用意した13万個のうち、ほぼ半数に達しました。
あと半数がとても大変です。

ぜひ、ご協力をお願いたします。
このブログの左側の「チョコ募金」をクリックすると、JIM-NETチョコ募金のお申込みができます。

「日曜はがんばらない」はインターネットなら、全国どこでもいつでも聞くことができます。

 

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2024年12月 6日 (金)

名医の朝食

女性セブンのムック
『もっとワクワク暮らすために「やめる」「始める」100のヒント~人生100年時代~』

「名医の朝食」として鎌田の朝食が紹介されています。

具だくさんみそ汁、ハムエッグ、野菜とカニカマのサラダ、
食べるラー油とオイルサーディン

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朝たんと朝ベジの朝食が、鎌田の元気の源です。

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2024年12月 5日 (木)

世界はどこへ行くのか(4)

トランプは、所得税も法人税も大型減税を目指している。
間違いなく実行するだろう。

すると、景気に火が付き、ドル高になりインフレが起こる。
大型減税をすると財政悪化を来すのだ。

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10年間で1200兆円の財政赤字が増えると見込んでいる。
共和党はもともと小さな政府を目指しているから、これはしかたがない。
政府効率化省を設立して、イーロン・マスクをトップにすることで
歳出を削減し、財政赤字を緩和しようと考えているようだが、
今回、トランプに投票した貧困層にとっては支援の打ち切りになり、
豊かな人たちだけが生きやすい社会になっていく可能性がある。

 

 

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2024年12月 4日 (水)

堀田力さんを悼む

堀田力さんが亡くなった。

ロッキード事件などの裁判に関わり、検事として中核的な役割を担い、カミソリといわれた。

検事を辞めたあとは「さわやか福祉財団」を作り、市民活動の視点から、日本の福祉を前進させてくれた。

文化放送「日曜はがんばらない」のゲストにも来ていただき、

「子ども・子育て市民委員会」の共同代表をご一緒させて頂いた。

カミソリという感じはなく、柔らかくてあたたかい、笑顔の方だった。

「子ども・子育て市民委員会」の創設時は、リーダーシップをとって頂いた。

「人口減少は日本の大きな問題、なんとかしたい」と言っていた。

1年ほど前、楽屋で2人になったとき、この頃ヨロヨロとして、弱くなってきたとおっしゃっていました。

フレイル予防に たんぱく質をしっかり摂って、少し運動しましょう、と話した。

最期はご家族に見守られ、穏やかに亡くなられたと、知人から連絡を頂いた。

堀田力さん。

長い間、市民活動のリーダーとして、日本の福祉に貢献して頂きました。

ありがとうございました。

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写真は、2022年8月 「子ども・子育て市民委員会」発足時

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世界はどこへ行くのか(3)

アメリカは、非白人の数が白人の数を超え、いずれは南アフリカのようになってしまうのではないか、とトランプは心配している。
トランプに投票したラテン系の非白人たちは裏切られ、祖国に帰させる可能性がある。

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その結果、スーパーや飲食店で働く人たちが少なくなっていく。
すでにスーパーや飲食店などで働く人の給料が上がり、インフレが進んでいる。
トランプは、民主党政権のインフレを批判してきたが、
そのトランプ自身がさらに新しいインフレを呼び起こしてしまう。
今はトランプに対する期待で株価は上がっていても、
やがて大変なことが起きてくる可能性がある。

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2024年12月 3日 (火)

毎日が発見ネット

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『みるみる筋力アップ高血圧・高血糖・認知症を予防!鎌田式 たった10秒スロー筋活』 
全10回の記事が、人気です。ぜひお読みください。

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2024年12月 2日 (月)

世界はどこへ行くのか(2)

トランプが来年1月、大統領に就任する。
まず気になるのが、気候変動問題だ。

「掘って、掘って、掘りまくれ」と石油・ガスの増産を主張するトランプに、
気候変動の影響を受けやすい南太平洋の島しょ国は不安を強めている。
トランプが脱退したパリ協定、バイデンが復帰させたものの、再びトランプ政権になると、気候変動対策はまたもや後退していくだろう。

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また、南太平洋のミクロネシア、メラネシア、ポリネシアなどの島しょ国は、
アメリカと中国の勢力争いの最前線でもある。
中国は、小さくても一国でも多く、自国側に引き入れたいと手を出している。
アメリカに反発した島しょ国が、中国の勢力圏になってしまわないかも心配だ。

全回のトランプ政権は、パラオなどと関係強化を結んだ。
気候変動対策、米中の勢力争いは全世界を巻き込む可能性がある。
両国には賢い動きをしてもらいたいと思う。

 

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2024年12月 1日 (日)

世界はどこへ行くのか(1)

アメリカ大統領選では、4年間のバイデンの政治に多くの国民がノーをつきつけた。
トランプの圧倒的勝利だった。
しかし、それより怖いのは、イーロン・マスクを中心にしたテクノリバタリアンのやりたい放題だ。

イーロン・マスクも共和党も「小さな政府」にしようとしているのは同じだが、
マスクがやりたいのは徹底的な規制緩和。
テクノリバタリアンたちがやりたいのはここだ。
その傾向はすでに表れ、ビットコインが異常に高騰している。
ブロックチェーンで究極の自由の実現を目論んでいるのだ。

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リバタリアンはクリプトアナーキスト(暗号無政府主義)の傾向が強い。
政府は貨幣を発行し、中央銀行がインフレやデフレにならないようにコントロールしているが、そういうことも無駄だと考えている。
暗号無政府主義が広がっていけば、匿名性がたもたれ犯罪も多くなるし、
金持ちたちはより見えない形で資産を拡大することができる。
5%の大金持ちのリバタリアンにとってはパラダイスになるのだが、
95%の人にとってはどうだろうか。

大統領職と上下院の多数を共和党が占める「トリプルレッド」が完成し、
トランプの「わが世」と見えるが、実はほくそえんでいるのはテクノリバタリアンたちではないか。
だとしたら、おそろしい世界がやってくる。

ぼくは自由を大事にしてきたので、これもありかなと思いながらも、
95%の見捨てられる人たちが出てくることに危惧を抱く。
アメリカのトランプ支持者たちはそのことに気づいているのだろうか。

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