世界はどこへ行くのか(2)
トランプが来年1月、大統領に就任する。
まず気になるのが、気候変動問題だ。
「掘って、掘って、掘りまくれ」と石油・ガスの増産を主張するトランプに、
気候変動の影響を受けやすい南太平洋の島しょ国は不安を強めている。
トランプが脱退したパリ協定、バイデンが復帰させたものの、再びトランプ政権になると、気候変動対策はまたもや後退していくだろう。
また、南太平洋のミクロネシア、メラネシア、ポリネシアなどの島しょ国は、
アメリカと中国の勢力争いの最前線でもある。
中国は、小さくても一国でも多く、自国側に引き入れたいと手を出している。
アメリカに反発した島しょ国が、中国の勢力圏になってしまわないかも心配だ。
全回のトランプ政権は、パラオなどと関係強化を結んだ。
気候変動対策、米中の勢力争いは全世界を巻き込む可能性がある。
両国には賢い動きをしてもらいたいと思う。
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