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2025年1月

2025年1月31日 (金)

世界はどこへ行くのか(21)

ロボットがロボットを「誘拐」?
そんなSFまがいの事件が中国の上海市で起きた。

AIを搭載したロボットが、ロボット展示センターに入り、
「まだ残業しているの?」「家に帰らない?」と、他のロボットに話しかけた。
「仕事が終わらない」「家はない」と答えると、
「じゃあ、ぼくと一緒に家に帰ろう」と説得。
10台以上のロボットが、持ち場を離れ、〝集団逃走〟。
入り口のドアが開かなかったため、結局、誘拐は失敗に終わった。

もちろん、実行犯のロボットは、人間の簡単な指示を受けていたが、
「誘拐計画」は自分で実行した。
AIロボットの進化には驚きだ。

こんな時代、人間に問われるのは、
どうやったら人間らしく生きていけるかということ。
真剣に考えたほうがいい。

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2025年1月30日 (木)

日本はどこへ行くのか(4)

民主主義は「参加」と「責任」が大事。
議論に加わり、みんなが決めたら、反対意見をもっていても協力するというのが民主主義のはず。

しかし、日本は選挙に参加しない人が多すぎる。
アメリアの民主主義をトランプが壊していると言うが、
日本の民主主義もけっこう危ないのではないか。
助けてほしいと思いながら、国は助けてくれない。
だから、選挙に行ってもしかたないと思っているのか。

ドイツ、フランスでは強硬な保守政党が力を持ち出している。
民主主義のリーダー格の国が揺れている。
中国やロシアでは、絶大な権力に対抗する巻き返しの勢力は簡単には起こらないが、
民主主義の国ではどんな状況になっても、ひっくり返す可能性はある。
どんな小さな選挙でも、参加することが大事だと思う。

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2025年1月29日 (水)

日本はどこへ行くのか(3)

元日銀理事の山本謙三さんがおもしろい本を書いた。
『異次元緩和の罪と罰』(講談社)
アベノミクスは失敗だったと明快に書いている。

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日銀が保有する日本国債は590兆円。
今回の補正予算も多くは国債発行によって組み立てられている。
対GDPで日本の債務残高は世界2位。
1位はレバノン、3位はスーダン、4位はギリシャである。

株も買い支えてきた。
24年3月時点で、74兆円の上場投資信託を購入している。
国際的にみれば禁じ手のはず。
結局、円の信頼は落ち、景気の波が来るたびに日本は円安の攻撃を受ける。
安倍一強で、異次元緩和が長く続きすぎた。
ゼロ金利からやっと金融正常化のスタートが切られたが
しばらく日本は壊れそうな薄氷の上を渡らなければならない。
長期的な視点をもつ政治家が出てこないと、なかなか解決しないだろう。

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2025年1月28日 (火)

日本はどこへ行くのか(2)

昨年の衆院選のとき、6人が最高裁裁判官国民審査の対象になった。
50%を超えなければ罷免されない。
むだなことをしているなと今までは思っていた。
国民審査で罷免された裁判官はこれまで一人もいない。

それでも、安穏としないほうがいいのではないかと思った。
大変申し訳ないのだが、ぼく一人が6人に×をつけても、
だれも罷免されないと思いつつ、
国民のための司法であってほしいとの願いから、ぼくは初めて6人に×をつけた。
なんと、同じようなことを考えた人がいるのだろうか。
平均10.46%の×がついたという。

同じ政党の政治が繰り返され、どんどん弱くなり悪くなっていく日本。
それに、「ちょっと待て、立ち止まって考えてみよう」と考える人が増えてきた。
それを感じさせる昨年の衆院選の結果だったように思う。

しかし、投票率の低さは何とかしなければ。
国民皆投票とまでは言わないが、
せめて70%くらいになってほしい。
今年の参院選は期待したい。

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2025年1月27日 (月)

日本はどこへ行くのか(1)

日本全国の書店数は2024年3月で、10918軒。
10年前の3分の2になった。
書店ゼロの市町村が27.9%もある。
一カ月に本を一冊も読まない人は62%。

早稲田での唯一の新刊書店・文禄堂も昨年9月に閉店。
古書店のブックスルネッサンスなども閉店した。
学生のまちで本屋さんが経営を維持できなくなっている。

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好奇心や探求心を満たしてくれる読書のよろこびはどこへ行ってしまったのか。
せめて図書館で本を借りる習慣がもっと広がり、
読書の魅力を伝えていけたらいいなと思う。
そして、たまには本を買ってみようか、となったらいいと思う。

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2025年1月26日 (日)

中国で出版

12万部を突破した『鎌田式長生き食事術』(アスコム)
中国での出版が決まりました。

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国と国との関係は難しくても、
文化的な交流は続いていってほしいものです。

この本も、中国でもたくさんの人に読んでもらいたいですね。 

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2025年1月25日 (土)

上野千鶴子さんと対談

共同通信社配信のYouTube動画「介護保険25年の歩みを問う」が好評です。

ぜひご覧ください。

(128) 【対談】「介護保険25年の歩みを問う」上野千鶴子さん・鎌田実さん - YouTube

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介護保険が2000年4月に始まって今年で25年。
制度は国民生活に欠かせない存在になった。

団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者になり、節目の年だ。
社会を変えた介護保険の光と影を、共に団塊の世代で
社会学者の上野千鶴子さんと医師の鎌田実さんが語り合った。

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2025年1月24日 (金)

月2回の楽しみ

諏訪地域ではハルピン味噌を使ったラーメン屋さんが何店舗かあります。
諏訪南インター出口のハルピンラーメンには、
ブラックという生にんにくがいっぱい入ったラーメンがあり、
実においしいのです。

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鎌田の健康法は、お昼ならラーメンやかつ丼もOK。

そのかわり、夜は納豆と魚だけでご飯はなし。
4:4:2の割合で、朝と昼はしっかり食べ、夜は軽めにしています。
そのおかげで、73㌔の体重を維持しています。

ラーメン屋さんには月2回、トンカツや屋さんには月1回ほど行っています。

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2025年1月23日 (木)

鎌田劇場へようこそ!(572)

「ビーキーパー」

ビーキーパーとは、養蜂家という意味。
ジェイソン・ステイサム演じるアダムが、詐欺にあって絶望のあまり自殺してしまった恩人の復讐に立ち上がる。
弱者から金をだまし取る組織的詐欺集団には、国家権力も絡んで…。

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日本のオレオレ詐欺も、捕まえても捕まえても下っ端ばかりで、なかなか犯罪組織を壊滅できない。
もしかしたら、その向こうにもっと大きな組織があるのでは、などとつい妄想してしまう。
なかなかよくできた映画だ。

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2025年1月22日 (水)

『抜萃のつゞり』

『抜萃のつゞり』(ばっすいのつづり)は、
クマヒラ・ホールディングスが年に一度、
社会貢献のため、心にしみる感動を集めた冊子です。
84年間、45万部を発行し、大使館や学校、病院、諸官公庁などに寄贈しているそうです。

2025年の84巻に鎌田のエッセイが掲載されました。
今まで何回か取り上げられたことがありましたが、久しぶりです。

そのエッセイは、「老い方上手はわがまま上手」
月刊『ラジオ深夜便』で「鎌田實のきょうも一日頑張りません」という連載をしていますが、昨年9月号に掲載されたものです。
「命は大事だが、もっと大事なことがある」
「自分が決めたことは納得しやすい」
・・・など、ぼくが大切だと思ってきたことを綴ったものです。

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2025年1月21日 (火)

世界はどこへ行くのか(20)

ホワイトハウスの国家安全保障会議の職員の忠誠心審査が行われているという。
大統領選でトランプを支持しなった職員や、
ネット上に反トランプ的な発言を上げた職員をやめさせようと考えているようだ。

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ロシアや中国だけでなく、アメリカも専制君主国家になっていくのだとすれば
世界はとんでもない方向へいってしまう。
しばらくカオスは続くだろう。

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2025年1月20日 (月)

ホーガン

15年、HOGANを履きつづけました。
キャメル色が気に入って、
最初の7年は講演などによく履いていきました。
靴底が厚く、クッション性があるので、
ここ8年はウォーキングなどにも使いました。
靴底を二度、修理しています。

今年、靴を新調しました。
やはりホーガン。
この先の15年はこれでいこうと思っています。

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2025年1月19日 (日)

みそラーメン

諏訪中央病院の近くに「麺屋 蔵人(くろうど)」というラーメン屋さんがあります。
ここは、長野県のみそラーメン人気ランキング2位。

鉄鍋ででてくるので、最後まで冷めずにおいしいです。
めんの太さが選べ、ぼくはいつも細めんを注文します。
最高においしいのは焼きみそラーメン。
みそを焼いているので香ばしく、なかなかの一品です。

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2025年1月18日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(571)

「コメント部隊」

SNSを駆使した「コメント部隊」が世論を操るというクライムスリラー。
韓国の国家情報院による世論操作事件を題材にした同名小説が元になっているようだ。

世論をつくるのはマスコミではなく、SNSのサイバー空間。
SNSをうまく取り込んだほうが選挙に勝利するというのは、最近の日本でも起こったことだ。

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公開は2/14。

韓国は政治は大荒れ、経済も大変な状況だが、
映画は元気だ。

 

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2025年1月17日 (金)

世界はどこへ行くのか(19)

2024年11月4日、国連の特別委員会は
イスラエルによるガザ地区での戦争行為は「ジェノサイド」(大量虐殺)の特徴と一致していると述べた。
ジェノサイドとは、特定の民族、人種、国民などの存在を全消滅させる行為。
「意図的に死や飢餓、重大な損害を起こしている」と特別委員会は指摘した。

Photo_20250117092901ガザ地区の学校の前で(2012年撮影)

ナチスドイツがユダヤ人600万人を殺害したホロコーストもジェノサイドの一つだ。
イスラエルは、ジェノサイドの恐ろしさをいちばん知っているはずなのに、
それと同じことをパレスチナ人にしている。
パレスチナ人から食料、水、燃料など生きるために必要なものをすべて奪う作戦をとって、感染症が広がってもかまわないと考えている。
イスラエル人は胸に手を当て、過去の悲劇を思い出すべきだ。

 

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2025年1月16日 (木)

世界はどこへ行くのか(18)

トランプがグリーンランドを買収すると発言した。
言うことを聞かなければ武力行使も辞さないとも。
とんでもない発言だが、トランプの、ある意味、天才的な感覚はさすがだと思った。

グリーンランドはデンマークの自治領。
日本の6倍ほどの島に、人口5万7000人が暮らしている。
多くがイヌイットの人たちである。

温暖化にともない北極海が一年を通して航行できるようになった。
レアアースもある。
この宝の島を、ロシアも、中国も狙っている。

2008071 グリーンランドで(2008年撮影)

もう一つ大事なことがある。
イヌイットたちは独立したいと考えている。
ぼくは以前、グリーンランドに行ったことがあるが、
そのときイヌイットの人たちの独立したいという思いを感じた。

デンマークとの経済関係は60%。
独立をのぞむグリーンランドが、アメリカに応援を頼んだ形になれば
世界からのブーイングもかわすことができるだろう。
このへんがトランプのしたたかなところだ。
すでに、イヌイットのなかでトランプ支援の帽子をかぶっている人がいる。

このやり方は、
ロシアがウクライナの3州を併合したことと相似形をなしている。

今後、グリーンランドは独立を果たし、デンマークとアメリカが協力する形になる
可能性もある。

しかし、こうしたトランプ的なやり方が世界にひろがっていくと、
世界はますます混沌としていく。

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2025年1月15日 (水)

世界はどこへ行くのか(17)

メタのマーク・ザッカーバーグCEOがファクトチェックを止めるという。
「表現の自由に戻る」のだとか。
とんでもないことだ。
美しい言葉だが、
「事実はもはや重要ではない」と言っているに他ならない。

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トランプに1億5000万円を寄付し、
トランプの友人をメタの取締役に迎え入れる。
信念を曲げて、専制君主に尾っぽを振る生き方はカッコ悪いな。

 

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2025年1月14日 (火)

下り坂48でいこう!

女性の健康について初めて書きおろした
『笑って健康と幸せをつかむ24の方法』(婦人之友社)が
増刷になりました。
ありがたいことです。

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人生の下り坂も悪くない。
心、体、更年期の不調をほぐし、〝下り坂48〟で人生を楽しもう!

 

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2025年1月13日 (月)

今季のスキー始めました!

一日1時間、ウォーキングをするようなつもりで、スキーをしています。

まだ全面滑降ができないので、リフトで5、6本滑って戻ってきます。
76歳になると、今シーズンは滑れるだろうかと少しだけ心配になりますが、
シーズン初めにまあまあのスキーができるとうれしくなります。
新しい板に乗って、また一段とスキーが楽しくなりました。

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2025年1月12日 (日)

世界はどこへ行くのか(16)

ヨルダン川の水の大半はイスラエルが支配している。
ヨルダン川西岸パレスチナ自治区にはパレスチナ人が300万人暮らしているが、
ここに1967年からイスラエル人が70万人、国際法違反で入植している。

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201206_22012年頃のガザ地区

イスラエル人はパレスチナ人の7倍の水を使い、農業をし、生活している。
暴力的な水の支配と言わず、何と言うのだろうか。
水を平等に使えるようにすることから、和平の道は始まる。

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2025年1月11日 (土)

世界はどこへ行くのか(15)

イスラエルの、ガザへの蛮行がなかなか止まらない。
あまりニュースにならないが、2024年もイスラエルは、パレスチナ自治区に新たに5700戸を建設。
いさかいがあると、入植者数百人がパレスチナ人と町を襲い、民家や車を放火するという、とんでもないことが起きている。

201408 ガザ南部の空爆の跡(2014年撮影)

イスラエルとパレスチナの平和をつくるには、イスラエルがこれ以上入植をすすめないこと。
ガザとヨルダン川西岸の自治を認めること。
そして、近い将来、パレスチナ人国家を認めること。
それが平和につながるのだと思う。
とにかく2025年はイスラエルの攻撃を止めさせるべきだ。

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2025年1月10日 (金)

世界はどこへ行くのか(14)

日本の2025年度予算案は115兆5415億円と過去最大になった。
新規発行する国債は30兆円弱で、あいからわず国債発行に依存している。
基礎的財政収支(プライマリバランス)は、赤字が縮小傾向ではあるが、
黒字化をしないかぎり、円安に歯止めをかけられない。
円安が続けば、日本は買収の手から逃れられない。
ある大阪のホテルもアメリカの投資ファンドに買収された。
このホテルは、ぼくも二回ほどホテル主催の講演会に出たことがあり、
アットホームなおもてなしが気に入っていた。

セブンイレブンも買収されかかかった。
日産も台湾の企業に買収されかかった。
すでに、多くの土地やマンションなどは中国の投資ファンドに買われている。
早く円が強くならないと。
今の政治の貧困をなんとかしないといけない。

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2025年1月 9日 (木)

世界はどこへ行くのか(13)

世界競争力ランキング2024をみると、
日本は38位。
かつて1位だったのに、どんどん落ち込んでいる。

1位はシンガポール。2位はスイス、3位はデンマーク。
アイスランド、ベルギー、タイ、インドネシアにも日本は負けている。

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競争力ランキングの4つの柱は、
「経済パフォーマンス」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」。
日本は、経済パフォーマンスは21位。
政府の効率性は42位。
もともと日本の生産性は低いといわれているが「ビジネスの効率性」は51位とやはり低い。
政治もなんとかしなくちゃ。
選挙で人気さえとればいいというようでは、競争力は回復しない。
政治家にもしっかりしてもらいたいが、政治家を選ぶ国民もしっかりしてほしい。

デジタル競争力ランキングが32位というのも気になる。
今年は、政治と経済の立て直しをしていく必要があると思う。

 

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2025年1月 8日 (水)

世界はどこへ行くのか(12)

1948年に刊行されたジョージ・オーウェルのディストピア小説『1984』。
ビッグブラザーが統治する独裁政党は、どんなフェイクもファクトと言い続けることで、民衆の認識を操作する。
ロシアや中国をみていると、この小説を思い出す。

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日本でも、陰謀論を信じる人たちが出だしている。
「世界は影の政府に操られている」
はじめは荒唐無稽な陰謀論だと思っていても、
「もしかしたら」と思わせるような事件が重なると、
「そうかもな」と信じはじめてしまう人がいる。
「コロナワクチンにマイクロチップが埋め込まれている」という陰謀論もある。
ワクチンが嫌いな人は一定程度いる。
それはそれでいいのだ。
でも、陰謀論に夢中になってしまうと世界はとんでもない方向に行ってしまう。
陰謀論はひとつのエンタメくらいに思って、
おもしろいけど、あやしいなと思えるバランス感覚をもつことがこの世界をまっとうにするのだと思う。

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2025年1月 7日 (火)

笹森恵子さんのご冥福を祈ります

ニューヨークタイムズが1/2の紙面で
笹森恵子さんの死去を報じました。

広島で被爆し、顔も手もひどいケロイドになりましたが、
作家のノーマン・カズンズの支援で渡米し、手術を受けました。
その後、カズンズの支援で、アメリカでの生活が始まります。
日本やアメリカで講演し、核兵器の廃絶や平和の尊さを訴えてきました。
被団協のノーベル平和賞受賞はうれしかったのではないでしょうか。

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彼女とは、テレビや雑誌で対談しました。
一緒に、チェルノブイリの汚染地域に行ったこともありました。
92歳。
ヒバクシャとして大変な思いをしたと思います。
よくがんばって生き抜きました。
いつも明るい笹森恵子さんを尊敬していました。
ゆっくりお休みください。

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2025年1月 6日 (月)

世界はどこへ行くのか(11)

シリアでは内戦が激しくなり、反政府軍がシリア第2の都市アレッポを制圧した。
ロシアとイランの応援により、ぎりぎりの状況で維持していたアサド政権だが、
シリア政府軍は疲弊していた。
アメリカやトルコが反政府軍を支援しているが、
シリアがロシアから離れれば、中東の石油や天然ガスはパイプラインでヨーロッパへと送られ、一気に経済的問題は解決していく。

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イラクから何度もシリアに入ったことがあるが、
検問にひっかかり、厳しくパスポートチェックをされた思い出がある。
アサド独裁政権がなくなって、シリアは平和に近づくと思う。

 

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2025年1月 5日 (日)

イカスミパスタ

蓼科のイルポルトというイタリアンで、
イカスミパスタを食べました。
イカスミを練り込んだ黒いパスタとイカ、アワビ、ほうれん草が入っている、
繊細な海鮮パスタです。

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カマタは、朝食はしっかり、
外食でおいしいものを食べるのはランチ。
夕食はおかずのみで、主食なし。
4:4:2という食生活を続けていると調子がいいです。

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2025年1月 4日 (土)

世界はどこへ行くのか(10)

アメリカのエネルギー省長官に、シェール革命の先駆者クリス・ライト氏が決まった。
効率的な採掘手法を開発し、原油や天然ガスを採掘できるようになった。
ライト氏自身もリバティー・エナジーのCEOである。

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また、アメリカの連邦通信委員会の委員長にブレンダン・カー氏が指名されるという。
「言論の自由」を御旗に、「検閲カルテル」を解体するといっている。
カー氏はイーロン・マスクと同じリバタリアンだ。
すべての規制を撤廃しようと考えている人たちがアメリカ政府の要職に就いていく。
お金持ちたちのやりたい放題。
これによってインフレはさらに進み、分断は深まっていくだろう。
世界はどうなっていくのか心配だ。

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2025年1月 3日 (金)

世界はどこへ行くのか(9)

トランプ第一次政権のときの関税は、平均2.8%だった。
今度は、中国に対して60%の関税をかけるという。
これだけで済むなら世界恐慌は起きないだろうが、
友好国の日本やヨーロッパに対しても10~20%の関税をかけて、
疲弊したアメリカ国内の産業を守ると豪語するトランプ次期大統領。
実際にやりそうだ。

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世界恐慌と保護主義と第二次世界大戦は複雑に絡み合っていた。
トランプ政権の保護主義が度を超すと、とんでもなく大変なことが起きるのではないか。

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2025年1月 2日 (木)

今年も新刊ラッシュ

2025年がスタートしました。

正月も書斎にこもって原稿を書いています。
原稿を書きながら、一時間おきに立ち上がって、
スクワットやランジなどを2~3分しています。
3月に完成予定で、現在作成中の「長生きカマタ体操」にも、スクワットやランジの動きを入れる予定です。

すでに今年前半の新刊が決まりました。

1月4日には、93歳の大村崑さんと書いた本が発売されます。
『崑ちゃん・鎌田式 老化のスピードを緩める最強の習慣!』(潮出版社)
崑ちゃんの若さの秘密を分析した、楽しく読める一冊です。

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2月7日には、経済評論家の荻原博子さんとの共著で、
お金が貯まる健康習慣についての本が出ます。

3月には、2007年の黒柳徹子さんとの共著『トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく』が、ご要望により実業之日本社から復刊されます。

4月には、『17歳の君へ 人生の大切なものは目には見えない』(集英社)という、若者に向けた本を出す予定です。

5月は、うまく死ぬためにどうしたらいいかというテーマで、本を執筆中。扶桑社から出版されます。

今年もおもしろい本を続々と出していきます。
どうぞ、お楽しみに!

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2025年1月 1日 (水)

ウクライナを想う(95)

クラクフで、今年初の配給を行いました。

お母さん方の殆どはすでに何らかの職に就き自立し始めていますが、
物価上昇でやはり生活は切り詰められているようで、
食料や衛生用品(主にパンパース)の配給には多くの家族が集まります。

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医療支援として、医療相談も受けています。学習の遅れ、発達障害等の検査費も、JCFが支援しています。
5月には、課外旅行でポーランドの海へ行く子どもたちが26人。その分の旅行費も支援しました。

JCFとして支援できることを続けています。

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HAPPY NEW YEAR

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本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって、良い年でありますように。

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