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2025年2月

2025年2月11日 (火)

登美のそば

蓼科へ向かう道はそば街道とも呼ばれています。
そのなかでも「登美」は、ぼくがよく食べに行くそば店。
田舎そば、特にカボスそばが気に入っています。

Img_1846カボスそば

Img_1844田舎そば

Img_1845_20250211122101 十割そばのごぼう天

ここのそばは、十割そばも、田舎そばも、白雪もおいしいです。
ただ、ぼくの口にはたれがちょっとしょっぱいので、
少し水を足して食べていますが、そばは抜群にうまいです。

 

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2025年2月10日 (月)

すがた展開催中

久しぶりに茅野市美術館に行きました。
常設展示室では「すがた~それぞれの視点」が3月末まで開催されています。
柔らかいタッチの吉浦摩耶さんの作品や松樹路人さんの大作、矢崎虎夫さんの彫刻などを見ることができます。

これらの作家は、諏訪中央病院にもゆかりがあり、病院の玄関にある大きな木彫は矢崎虎夫さんの作、入って真正面にある500号の大作は、吉浦摩耶さんと中尾彰さん夫妻によるものです。

ちなみにこの写真は、ぼくの家にある中尾彰さんのはがき大の作品。

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「すがた~それぞれの視点」展は3月30日まで開催中。
ぜひ、訪ねてみてください。

http://www.chinoshiminkan.jp/museum/index.htm

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2025年2月 9日 (日)

「何よりも肉体を」

昨年12月に唐十郎を偲ぶ会が行われました。
残念ながら、都合が合わず出席できませんでした。

唐組から「青春・愛・挫折・希望…何よりも肉体を」という唐さんの直筆サインをいただきました。
何よりも肉体にこだわっていた、唐さんらしい言葉です。

ぼくも唐さんとは違う意味で肉体にこだわっています。
生きているかぎり、病気になっても、障害があっても、自分の肉体とともに生きていくのですから。

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麿赤兒や四谷シモンらが参加したと聞き、
会いたかったなと思いながら、唐十郎を偲んでいます。

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2025年2月 8日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(573)

「ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」

ナチスの密告者となったユダヤ人女性の実話。
生き延びるため、たくさんのユダヤ人をゲシュタポに売った。
戦後もつらい人生だった。
自殺を試みて失敗する。
加害者であり、被害者であった。

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2/7から公開。

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2025年2月 7日 (金)

本日、新刊発売

『お金が貯まる健康習慣』(主婦の友社)

経済評論家の荻原博子さんと鎌田實が
お金をためながら長生きできる「健康」と「お金」について対談しました。

健康習慣を三日坊主で続けられない人も、
健康とお金の関係がわかれば、食事や運動の行動変容が起きやすいのではないでしょうか。

荻原さんは、かつて肥満で腰痛、膝痛、高血圧が起きていましたが、
「5キロやせたら100万円」と言い聞かせて、ダイエットに成功しました。

介護費用は平均月8万円、一人約500万円がかかります。
介護不要のPPH(ピンピンひらり)を実現すれば、
もっと楽しいことにお金を使えます。

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「5キロやせたら100万円」とは?
「老後2000万円はホントに必要?」
「60代女性がメタボだど、年間医療費が10万円アップ」

健康とお金の関係がわかる一冊です。
ぜひ、お読みください。

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2025年2月 6日 (木)

世界はどこへ行くのか(26)

UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の活動禁止法がイスラエルが施行された。
ガザなどパレスチナ自治区は、医療・教育支援がなければ生きていけない。
イスラエルはガザを破壊しつくし、さらに支援のルートを断った。

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Photo_20250206095301 穏やかな日常があったころのパレスチナ自治区(2014年撮影)

UNRWAの保健局のトップ清田明宏局長とは、かつて一緒にガザなどを訪ねたことがある。
彼がいま、どれほど苦労しているか。
ガザの医療機関や学校を機能させていくには、
世界の応援が必要である。

Photo_20250206095303イスラエルにより破壊されたガザ南部

 

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2025年2月 5日 (水)

世界はどこへ行くのか(25)

アウシュビッツ解放80年の式典で、99歳の生存者がスピーチをした。

「異質とみなされることが迫害につながることを、私たちは身をもって知っている」
「憎しみにまみれた人間がいかに冷酷になれるかも知った」

Photo_20250205091001アウシュビッツ強制収容所のゲートには「働けば自由になる」の言葉が

今、ネタニヤフ首相を中心にしたイスラエルの保守的な人たちにも同じことが言える。
他者への不寛容や嫌悪は平和を生み出さない。

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2025年2月 4日 (火)

世界はどこへ行くのか(24)

トランプ大統領は連邦政府のDEIプログラムを終了する大統領令に署名した。
DEIとは、ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)の頭文字。
1965年から始まった、連邦政府職員の雇用の平等と公共事業でのマイノリティの積極的雇用を求めた大統領令を撤回したことになる。
マクドナルドやウォルマート、IT大手メタなど
民間企業にも、圧力をかけている。

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DEIによりマイノリティが優遇され、白人は不利益を被ってきたというのがトランプの考えだ。
白人至上主義に戻っていきそうで怖い。

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2025年2月 3日 (月)

世界はどこへ行くのか(23)

トランプの政治の私物化は甚だしい。
連邦議会襲撃事件で服役していたトランプ支持者らに恩赦を与えた。
WHO脱退も、パリ協定再離脱も予定どおり。

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民主主義は曲がり角に立たされている。
大統領就任後、ワシントン大聖堂での礼拝で「マイノリティに慈悲を与えてほしい」という司教に対して、
トランプは「無礼な方法で教会を政治に巻き込んだ」と憤慨した。
選挙のときには、キリスト教右派を意識したパフォーマンスを行っており、
教会を政治に巻き込んできたのはトランプのほうなのだが。
トランプにかき回されても、日本は民主主義や平和を守っていかなければならない。
アジアの平和のために日本は協調主義を貫いていくことが大事だと思う。

 

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2025年2月 2日 (日)

世界はどこへ行くのか(22)

シリアのアサド政権が倒れたことは朗報だった。
アサドは50年、親子二代にわたって恐怖政治を続けてきた。

シリアのダマスカスで病気の子どもたちを支援しているNPOと連絡をとるため、
イラクからシリアに入ったことがあった。
イラクのタクシーであったために、秘密警察のような人物に尋問された経験がある。
ビザも取って入国申請したにもかかわらず、強圧的なチェックを受けた。
怖い国だと思った。

Photo_20250201134301イラクとシリア国境の学校で

そのアサド政権が崩壊して、シリア国民会議ができかかっているが、本当にできるかどうかわからない。
暫定政府を支援するシリア解放機構はかつては過激派だった。
解放機構を解散すると発表している。
そして、新憲法基礎を協議すると述べている。
本当にそうなるかどうか、ほかの反体制組織がどう出るかで決まってくる。
それぞれ組織にある後ろ盾の思惑が絡んでくるからだ。

アサドを支援していたのはロシアとイランだった。
だから、この二国の力はだいぶ削がれたと言っていい。
その代わりに出てきたのが、トルコの支援を受けているシリア国民軍や、
トルコとは敵対関係にあるクルド人勢力主体のシリア民主軍などである。
シリア民主軍はアメリカと連携し、過激派組織イスラム国と対峙してきたこともある。
関係国の思惑に踊らされないか心配だ。

1_20250201134301シリア難民キャンプ

シリアが国民会議をつくり、新憲法がつくれるかどうか。
この半年ほどは注視したい。
シリアが安定しなければ、シリア難民はいつまでたっても帰れない。
難民を抱えている国も不安定を抱え込むことになる。
だからこそ、シリアを安定した国にしなければならない。

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2025年2月 1日 (土)

日本はどこへ行くのか(5)

3年に一度の今回の介護報酬改定では、
介護全体では1.59%引き上げられたが、訪問介護の基本報酬は2~3%引き下げられた。
これによって、訪問介護事業者は大きなダメージを受けている。
改訂前、訪問介護事業者は7.8%の黒字を確保をしていたので、これがやり玉にあがったのだ。

もともと訪問介護事業者は黒字を出しているとはいってもわずかで、職員の処遇改善ができないところへ、今回の基本報酬の値下げとなった。

サ高住のような集合住宅を効率的にまわる事業者はなんとかもちこたえているが、
地域を一軒一軒まわる中小零細の訪問介護事業者はひとたまりもない。

この状況を考えると、訪問介護の報酬を引き下げたのは厚労省の間違いだったと思う。
在宅介護を希望する高齢者は多く、それを支えるためには訪問介護はさらに充実が必要。
政治はすぐにでも手を打つべきだ。

介護保険の問題点について、上野千鶴子さんと語り合った。
共同ニュースや、YouTubeで配信されているのでご覧ください。

http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-be30d2.html

20250204-172715

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