登美のそば
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久しぶりに茅野市美術館に行きました。
常設展示室では「すがた~それぞれの視点」が3月末まで開催されています。
柔らかいタッチの吉浦摩耶さんの作品や松樹路人さんの大作、矢崎虎夫さんの彫刻などを見ることができます。
これらの作家は、諏訪中央病院にもゆかりがあり、病院の玄関にある大きな木彫は矢崎虎夫さんの作、入って真正面にある500号の大作は、吉浦摩耶さんと中尾彰さん夫妻によるものです。
ちなみにこの写真は、ぼくの家にある中尾彰さんのはがき大の作品。
「すがた~それぞれの視点」展は3月30日まで開催中。
ぜひ、訪ねてみてください。
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『お金が貯まる健康習慣』(主婦の友社)
経済評論家の荻原博子さんと鎌田實が
お金をためながら長生きできる「健康」と「お金」について対談しました。
健康習慣を三日坊主で続けられない人も、
健康とお金の関係がわかれば、食事や運動の行動変容が起きやすいのではないでしょうか。
荻原さんは、かつて肥満で腰痛、膝痛、高血圧が起きていましたが、
「5キロやせたら100万円」と言い聞かせて、ダイエットに成功しました。
介護費用は平均月8万円、一人約500万円がかかります。
介護不要のPPH(ピンピンひらり)を実現すれば、
もっと楽しいことにお金を使えます。
「5キロやせたら100万円」とは?
「老後2000万円はホントに必要?」
「60代女性がメタボだど、年間医療費が10万円アップ」
健康とお金の関係がわかる一冊です。
ぜひ、お読みください。
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シリアのアサド政権が倒れたことは朗報だった。
アサドは50年、親子二代にわたって恐怖政治を続けてきた。
シリアのダマスカスで病気の子どもたちを支援しているNPOと連絡をとるため、
イラクからシリアに入ったことがあった。
イラクのタクシーであったために、秘密警察のような人物に尋問された経験がある。
ビザも取って入国申請したにもかかわらず、強圧的なチェックを受けた。
怖い国だと思った。
そのアサド政権が崩壊して、シリア国民会議ができかかっているが、本当にできるかどうかわからない。
暫定政府を支援するシリア解放機構はかつては過激派だった。
解放機構を解散すると発表している。
そして、新憲法基礎を協議すると述べている。
本当にそうなるかどうか、ほかの反体制組織がどう出るかで決まってくる。
それぞれ組織にある後ろ盾の思惑が絡んでくるからだ。
アサドを支援していたのはロシアとイランだった。
だから、この二国の力はだいぶ削がれたと言っていい。
その代わりに出てきたのが、トルコの支援を受けているシリア国民軍や、
トルコとは敵対関係にあるクルド人勢力主体のシリア民主軍などである。
シリア民主軍はアメリカと連携し、過激派組織イスラム国と対峙してきたこともある。
関係国の思惑に踊らされないか心配だ。
シリアが国民会議をつくり、新憲法がつくれるかどうか。
この半年ほどは注視したい。
シリアが安定しなければ、シリア難民はいつまでたっても帰れない。
難民を抱えている国も不安定を抱え込むことになる。
だからこそ、シリアを安定した国にしなければならない。
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3年に一度の今回の介護報酬改定では、
介護全体では1.59%引き上げられたが、訪問介護の基本報酬は2~3%引き下げられた。
これによって、訪問介護事業者は大きなダメージを受けている。
改訂前、訪問介護事業者は7.8%の黒字を確保をしていたので、これがやり玉にあがったのだ。
もともと訪問介護事業者は黒字を出しているとはいってもわずかで、職員の処遇改善ができないところへ、今回の基本報酬の値下げとなった。
サ高住のような集合住宅を効率的にまわる事業者はなんとかもちこたえているが、
地域を一軒一軒まわる中小零細の訪問介護事業者はひとたまりもない。
この状況を考えると、訪問介護の報酬を引き下げたのは厚労省の間違いだったと思う。
在宅介護を希望する高齢者は多く、それを支えるためには訪問介護はさらに充実が必要。
政治はすぐにでも手を打つべきだ。
介護保険の問題点について、上野千鶴子さんと語り合った。
共同ニュースや、YouTubeで配信されているのでご覧ください。
http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-be30d2.html
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