世界はどこへ行くのか(31)
60年ほど前の中学生のころ、
学校は荒れていて、チェーンを持って意気がる同級生がいた。
校舎の裏に、気弱な生徒を連れ出して、100円とか、200円とか、たかったりする。
強い生徒は相手にしない。
おどし、ゆすり、たかりの小悪人。
ホワイトハウスにそれが得意な三人衆がいる。
トランプやバンス、マスクである。
ウクライナからレアアースをぶんどろうとするなんてのは、まさにそんな感じがする。
こんな人たちがリーダーの国と同盟を組まざるを得ないから大変だ。
3人ともEUのリベラルな考え方が嫌いなんだろう。
議論を積み上げるよりも、覇権主義のプーチンと話をつけるほうが楽だと彼らは考えているのだと思う。
中国を切り離して、まずロシアを手懐けることを考えているように言われているが、
この3人は簡単に手のひら返しをして
旨味が見えてくれば、中国とも手を結ぶだろう。
特に、マスクは中国と仲良くしていたいので、手のひら返しはかなりの確率で起きる可能性がある。
そんなことも読みながら、日本は上手に同盟として、つかず離れず、
緩やかな連携を保っていくことが大事なんだろうと思う。
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