世界はどこへ行くのか(37)
イーロン・マスクはやりたい放題だ。
米国ウィスコンコン州の最高裁判事の補欠選挙では、
マスク氏が支持する保守派の選挙集会で、有権者2人にそれぞれ100万ドルの小切手を贈り物議をかもした。
この選挙活動で、マスク氏の関連団体は少なくとも約27億4000万円を費やしたともいわれている。
保守派の候補が敗れ、リベラル派のクロフォード判事が勝利すると、
今度は「司法の腐敗」を主張して民主党を攻撃した。
自分の行いは棚に上げ、敵対するものに攻撃をかけている。
トランプが何をやってもお咎めなしにする体制をつくろうとしている。
アメリカから言論の自由がなくなり、リベラルな大学にはお金を回さない。
とんでもないことである。
自分に忠誠を誓わなければ、研究費を出さないなんて言語道断である。
マスクは、Xを買収して、アルゴリズム変更で新トランプ派の投稿を優先拡散してきた。
1人がエックスからを利用しなくなっても何の役にも立たないかもしれないが、ぼくはエックスを使わない。
テスラにも乗らない。
一人が意思を示さなければ、世界一金持ちのマスクは今後もやりたい放題になるだろう。
そんな世界を許すわけにはいかない。
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