« 朝たんサラダ | トップページ | 春のそば »

2025年4月16日 (水)

道徳の教科書

中学2年生と中学3年生の「道徳」の教科書に、ぼくの文章が掲載されています。
今までも、道徳や英語の教科書に何回か取り上げられました。

今回掲載されたのは「がんばるのはぼくの宿題」という文章。
40代のがんの末期の患者さんから「もうこれ以上、がんばれません」と言われて、立ちすくむぼく。
教科書では、患者さんにもうがんばれませんと言われた鎌田さんは、どのようなことを考えたんだろう、と質問しています。
患者さんと対話し続けることで、鎌田さんは、どうありたいと考えたのだろう。
誰かを支えたり、励ましたりするとき、あなたはどのようなことを大切にしていきたいだろう。

こんなふうに道徳の授業が展開されていくんですね。

Img_2047

もう一つの文章は「誰かのために」。
42歳のスキルス胃がんのお母さんが、子どものために最後の力を振り絞っておむすびをにぎるお話。

母はどのような思いで最後のおむすびをにぎったのだろう。
また、そのおむすびを娘はどのような思いで見つめていたのだろう。

こうやって、相手の身になって考えるウォーミングアップが行われているようです。
その過程で、ぼくの文章が使われていることはとても光栄なことです。

|

« 朝たんサラダ | トップページ | 春のそば »

書籍・雑誌」カテゴリの記事