世界はどこへ行くのか(38)
生成AIに、今年の東大の入試問題を解かせたところ、
アメリカのChatGPTo1と、中国のDeepSeekはどちらも合格点に達した。
得点はChatGPTo1のほうが高かった。
その前年度は、ChatGPT4が合格点に達してなかったので、この1年間でシステムの進歩とより多くの情報の蓄積が進んだのだろう。
ぼくもAIを試したくて、検索エンジンのパープレキシティを月20ドルで利用しているが、無料のgoogle検索とそれほど大きな差がないように思っている。
むしろ、google検索のほうが歴史が長く、日本の情報をより多く蓄積しているため、
世界的に利用されているパープレキシティよりも日本人には、遜色のない情報を示してくれているような気がする。
AIは音声をすぐに文章化してくれるが、
かなり手を入れないと完成した文章にはならない。
また、膨大な知識を詰め込んでいるが、新しい発想を得意にしているわけではない。
特に、入試問題を解かせたときに、国語の長文読解で、小説の文章から推測するというようなことは苦手なようだ。
理科や地理なども特点が高くなかった。
しかし、こういうのはまた1年経つと大きく進歩するのだろうと思う。
記憶することはもうAIに任せて、むしろその膨大な知識を利用して、
自分の仕事や生活に利用していく方法を考えるほうが大事になってくるのだろうと思う。
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