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景気が良くない。蓼科では、東京や名古屋から観光や避暑客が多かったが、今は土日になってもなんとなく少ない。レストランやお蕎麦屋さんも、以前より空いてるように思う。
景気が悪くなると政治家たちは現金給付や減税を言い出す。現金給付は2009年と2020年に行われた。2020年は一人10万円の現金給付だったが、効果は20%程度で、多くは貯蓄に回ったという調査データがある。全ての人に現金給付をするのではなく、給付対象を生活が厳しい人たちにするほうが、意味があるのではないだろうか。
消費税の減税も、果たしてそれで消費を引き起こすことができるのだろうか。効果があまり期待できないのではないかと思う。
鎌田實 2025年6月12日 (木) 09時00分 | 固定リンク Tweet