世界はどこへ行くのか(49)
トランプ政権は、ハーバード大学に強力な締め付けをしている。
ハーバードは、リベラルの考えの研究者たちが多い。
選挙になれば共和党に入れる人よりも民主党に入れる人のほうが多い。
そんなところに金をやらないとトランプ政権は考えているのだろうか。
トランプさん独特の反知性主義が関係しているかもしれない。
知識の積み重ねよりも、もっと大事なものがあるとトランプは考えているのだろう。
これまで、多くのハーバード大学を卒業した人たちが国家の中枢を担ってきた。
そんなエリート偏重の今までのアメリカをぶち壊したいと思っているのかもしれない。
あるいは、中国の留学生や研究者を締め出すためと考えているのか。
トランプ政権によって「言論の自由」や「民主主義」というのが土俵際に来ていることは間違いないように思うが、ハーバード大学がどうやって土俵際でうっちゃりをかわすことができるのか、楽しみに見ていたいとおもう。
それこそ、知性の力でを見せつけるチャンスでもある。
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